DMM英会話でデイリーニュースが人気だと聞いたけど
- どんな教材なんだろう
- 効果的な使い方を知りたいな
- メリットや使うときの注意点なんかも教えてほしい
こういった疑問ありますよね。
デイリーニュースは、正しく使えばスピーキング力がメキメキ上がる教材ですが、一方で使い方を間違えやすい教材でもあります。
そこでこの記事ではデイリーニュースの
- 特徴やレベル
- レッスンの流れ
- NGな受け方2つ
- 効果的な使い方【4STEPで解説】
- メリット3つ
について徹底解説します。特に使い方に関する部分を詳しく解説しますね。
DMM英会話の効果的な受け方についてはDMM英会話の効果的な受け方7選【6か月続けて分かったことをまとめました】の記事で詳しく解説しています。
合わせてご覧ください。
【DMM英会話】デイリーニュースの特徴やレベルについて
まずはデイリーニュースの特徴やレベルについてです。
特徴
デイリーニュースは、DMM英会話の中で1番人気の教材です。
世界の時事的なニュースや面白い話を読んで、それについて講師とディスカッションします。
英文記事なのでリーディングの勉強にもなりますし、単純に読み物としても面白いです。
実際の画像はこんな感じです↓

毎日3記事ずつ新しい記事がアップされる上、過去のものもすべて読めるのでネタ切れになることがまずないです。
しかも会員になっていなくても、誰でもすべて無料で読むことができます。
レベル
レベルは5~10に対応しています。

対象者は中級以上の人ですね。リーディングに自信があっても「英語を話すのは初めて」という人にはきついかなと思います。
話す内容が日常英会話+αになってくるので。
逆に間違いまくりでも、ある程度口から英語が出てくるという人は使いこなせると思います。
あとは英文記事を読めるだけのリーディング力ですね。レベル5~6ならば、英検2級やTOEICの長文を読めれば大丈夫だと思います。
【DMM英会話】デイリーニュースのレッスンの流れ
次に教材の流れを解説します。
デイリーニュースは通常以下のように進みます。
- Vocabulary(ボキャブラリー)
- Article(英文記事)
- Questions(記事に関する質問)
- Discussion(ディスカッション)
- Further Discussion(一歩踏み込んだディスカッション)
以下のデイリーニュースを例に簡単に解説しますね。

教材のレベルは6です。
①:Vocabulary(ボキャブラリー)
最初のエクササイズは「Vocabulary」です↓

ここでは、記事に出てくる重要な単語やフレーズを覚えます。
TOEIC800や英検準1級あっても知らないものが出てきます。語彙力を強化するのにうってつけですよ。
レッスンでは、講師のあとに続けて読むか自分ひとりで読むかを聞かれます。
②:Article(英文記事)
次はメインの「Article」になります↓

どの記事も上の記事ぐらいの長さです。そんなに長くないので、そこまで負担にはならないと思います。
またレベル5と6の場合、日本語翻訳をつけられるので安心です。
実際のレッスンでは、1段落ごとに講師のあとに続けて読むことになります。
③:Questions(記事に関する質問)
続いて「Questions」です↓

記事に関する問題が3つついてきます。
こちらはあなたの意見を言うのではなく、記事に書いてあることを答える問題です。中高生のときにあった英問英答(Q&A)ってやつですね。
④:Discussion(ディスカッション)
そして次が「Discussion」です↓

デイリーニュースのメインとなる部分です。
記事の内容に関する質問が5つ飛んできます。ここではあなたの考えや意見を言うことになります。
⑤:Further Discussion(一歩踏み込んだディスカッション)
最後が「Further Discussion」です↓

「Discussion」だけでは時間が余った場合にこちらを使います。
”Further”とありますが、難易度はエクササイズ4の「Discussion」と同じです。
【DMM英会話】デイリーニュースのNGな2つの受け方

続いてデイリーニュースのNGな受け方についてです。
デイリーニュースはとても面白く、スピーキングを伸ばすのにピッタリな教材ではありますが、注意点もあります。
次の2点です。
- 最初から順にすべてのエクササイズをやる
- 予習をせずぶっつけ本番で受ける
1つずつ解説します。
①:最初から順にすべてのエクササイズをやる
最初から順にすべてのエクササイズをやるのは絶対NGです。
すべてのエクササイズをやると時間が足りなくなり、1番大事な「Discussion」にほとんど時間が残りません。
デイリーニュースの中で1番スピーキングの練習になるのは、後半の「Discussion」です。ここにたっぷり時間をかけるようにしましょう。
ちなみに自分の経験上、最初から順にやると「Discussion」の1問目あたりで終わります。最初に自己紹介をしたら「Discussion」の1問目すらできません。
詳しく書くとこんな感じです↓
- エクササイズ①:Vocabulary⇒5分
- エクササイズ②:Article⇒10分
- エクササイズ③:Questions⇒5分
この時点ですでに20分です。最初の挨拶やら何やらしてたら確実に「Discussion」まで届きません。
自分はこれでかなりの時間をムダにしました。非常にもったいない受け方ですので本当に注意してくださいね。
②:予習をせずぶっつけ本番で受ける
2つ目のNGな受け方は「予習をせずにぶっつけ本番で受ける」こと。
上で書いたように、大事なのは「Discussion」に多くの時間を充てることです。そのためには予めボキャブラリーを覚えたり、記事を読んでおく必要があります。
もしもこのように予習をしなければ、結局はレッスン中に記事を読むことになってしまいます。そうなると大事な「Discussion」に時間が残らないわけですね。
なので、必ず予習をしてから受けるのがおすすめですよ。
予習のやり方については【DMM英会話】予習方法を徹底解説!【コツはたったの3つだけ】の記事で詳しく解説しています。
【DMM英会話】デイリーニュースの効果的な使い方【4STEPで解説】

次にデイリーニュースの効果的な使い方についてです。上で解説したNGな受け方を踏まえて解説しますね。
効果的な使い方は以下の4つです。
- 予めボキャブラリーと記事は読んでおく
- 予め使いたい表現や単語を決めておく
- レッスン本番はDiscussionにすべての時間をあてる
- 終わったら必ず復習する
1つずつ解説します。
STEP①:予めボキャブラリーと記事は読んでおく
レッスンが始まるまでに「ボキャブラリー」と「記事」には目を通しておきましょう。
特に記事に関しては、レッスン中に講師と一緒に読むと、それだけで時間が10分ぐらい吹き飛びます笑
また、これまでレッスンを3000分以上受けて感じたのは、ただ教材を音読するだけでは基本的にスピーキング力は上がらないなと。
1から自分の頭の中で英文をひねり出して、それを口から出すことによって話せるようになっていくんですよね。
なので記事をただ音読するだけというのは少々もったいないなと。もちろん、発音をチェックしてほしい!みたいな目的があるのであれば全然いいと思います。
また、記事の予習方法ですがポイントは3つです。
- 知らない単語はすべて調べる
- すべての文の訳ができるようにしておく
- 内容を把握しておく
特に知らない単語があった場合は、必ず意味を確認しておくことが大事です。
レベル5と6であれば日本語翻訳をつけることもできますよ。
STEP②:予め使いたい表現や単語を決めておく
ボキャブラリーと記事の予習が終われば、予めすることの8割は完了です。が、あと1つだけやっとくといいことがあります。
それは、「レッスン中に使いたい表現や単語を決めておくこと」です。
例えば
そんな感じです。
これをしておくだけで毎回レッスンが終わるたびに、使える表現や単語が自動的に増えていきます。
これらの表現・単語はどこから取ってきてもOKです。
例えば自分はいつも
- デイリーニュース内のボキャブラリー
- デイリーニュース内の記事
- Distinction(ATSUさんの単語帳)
などから取ってきています。
数はそんなに多くなくてもOKで、毎回2~3個ぐらいだと無理せず続けられるかと思います。
これを毎回積み重ねていくだけで、使える表現の幅が確実に広がるため、「いつも同じ単語ばっかり使ってる。。」みたいな悩みがなくなります。
STEP③:レッスン本番はDiscussionにすべての時間をあてる
レッスン本番はDiscussionにすべての時間をあてるようにしましょう。
つまり以下のエクササイズはすべて飛ばします。
- エクササイズ①:Vocabulary
- エクササイズ②:Article
- エクササイズ③:Questions
上でも書きましたが、これらは予習で済ませておいてくださいね。
ちなみにエクササイズ③はリーディングの問題なので、必要なければ予習でもやる必要はないかと思います。自分はいつもやってません(スピーキングの練習をしたいため)。
講師への伝え方
また講師に伝えるときは授業の初めに、もしくはレッスンの予約をするときに
と言ったり、書けば伝わります。
ただし、レッスンの予約時に要望欄に書いておいても講師が見てないこともあるので要注意です。授業の初めにもう一度伝えた方が無難です。
Discussionの予習方法
それと
- エクササイズ④:Discussion
- エクササイズ⑤:Further Discussion
の質問にはレッスン前に目を通しておき、だいたいでいいので話すことを考えておくのがおすすめです。
なぜなら、その場で
- 質問の意味を瞬時に理解して
- 言いたいことを頭の中で考え
- それを英語に直す
のってかなりハードなんですよね。①②を予習の段階でやっておくだけで、英語を話す方に集中できます。
Discussionのコツ
Discussionのコツとしては賛成・反対だけでなく
- 自分の意見
- そう思った理由
- 自分の体験
などを盛り込むと議論に深みが出ます。
ただ単に「賛成です」で終わるのではなく
そう思った理由を1~2文
+
具体例や自分の体験を1文
つまり、1つの質問に対して3~4文がんばって話すようにすると、英語をペラペラ話してる感じになります。
STEP④:終わったら必ず復習する
終わったら必ず復習することも重要です。とは言っても何時間もかけてやる必要はないかと。
自分はいつも
- 新しく覚えた単語・表現をノートなどにまとめる
- 今日のレッスンで使うと決めていた単語・表現をもう一度使って話してみる
これぐらいです。
人によっては、記事をやり込んだりDiscussionの質問にもう一度答えたりする人もいると思いますが、そこまでやるとしんどくなって逆に続かなくなりそうなので。。
上の2つだけでも十分効果はありますよ。
【DMM英会話】デイリーニュースのメリット3つ

最後にデイリーニュースのメリットを3つご紹介して終わろうと思います。
メリットは以下の通りです。
- どれも内容が面白いので飽きずに続けられる
- どんな話題にも英語で意見が言えるようになる
- 新しい単語をどんどん覚えられる
1つずつ見ていきます。
①:どれも内容が面白いので飽きずに続けられる
内容がどれも面白いので飽きずに続けられます。
例えば
- Restaurant Chains in England Must Now Print Calories(英国の飲食店チェーン、カロリー表示を求められる
- What Are the Worst Value Attractions in the World?(世界で最も価格に見合わない観光名所とは)
- Travel Tips: How to Plan Your First African Safari(旅行のヒント:初めてのアフリカでのサファリを計画するには)
- How Many Steps Should You Walk to Live Longer?(長生きするには、何歩歩くべきか)
どれも面白そうですよね。デイリーニュースという名前ですが、ニュースしかないわけではなく、世界中の雑学みたいなものも多いです。
思わず誰かに話したくなるようなものばかりなので、読むだけで話のネタにもなりますよ。
自分なんかはレッスンを受けない日でも、このデイリーニュースだけは毎日読んでいます。
②:どんな話題にも英語で意見が言えるようになる
デイリーニュースが扱うテーマはかなり幅広いです。
具体的には
- 科学
- 文化・エンターテインメント
- 経済・ビジネス
- 健康
- 教育
- 世界の出来事
などなど。
コツコツ続ければ、どんな話題がきても英語で意見が言えるようになります。
③:新しい単語をどんどん覚えられる
新しい記事を毎回読むことで、知らなかった単語にどんどん触れられます。
しかもこういった英文記事の中で新しい単語に出会うと、印象に残るんですよね。
「あの話の中で出てきた単語だ!」となるのですごく頭に残ります。
スピーキング力の向上+語彙力の強化が狙えます。
まとめ:【DMM英会話】デイリーニュースはこんな人におすすめ!

まとめるとデイリーニュースはこんな人におすすめです。
- スピーキングレベルが中級者以上の人
- 英検2級やTOEICの文章が読める人
- 面白い話を英語で読みたい人
毎日新しい記事が3つアップされるので、ネタ切れになることはまずありません。
中級者以上の人はひたすらデイリーニュースを受け続けるだけで十分かと思います。
また効果的な使い方は以下の4つでした。
- 予めボキャブラリーと記事は読んでおく
- 予め使いたい表現や単語を決めておく
- レッスン本番はDiscussionにすべての時間をあてる
- 終わったら必ず復習する
ポイントは、予習をしっかり行いレッスン中は「Discussion」に時間をたっぷり使うことでしたね。
とりあえずここだけ押さえとけば、失敗はしません。
他の教材に関しては以下の記事にまとめました。
ぜひ参考にしてください。
I want to skip Exercise①②③. I want to move on to Exercise④.